メイドカフェは、メイド服を着た女の子が接客してくれる飲食店です。
メイドカフェを開業する、つまり、飲食店を開業する場合は飲食店営業許可が必要です。
飲食店営業許可については、バーや居酒屋開業に必要!-飲食店営業許可ーで紹介しています。
このページでは、飲食店営業許可の他に、風俗営業の許可が必要なのかどうかなど、メイドカフェと風営法との関係について紹介します!
風俗営業の許可が必要な場面
メイドカフェと風営法が関係しそうな場面は以下の点です。
- 接客が接待に当たるか。
- 低照度飲食店に当たるか。
- 区画席飲食店に当たるか。
ゲームは接待にあたるか?
1の接客は接待に当たるかについては、詳しくは接待とはというページでどのような接客が接待にあたるかを紹介しています。
接待を一言で表すと、
「歓楽的雰囲気を醸し出す方法により客をもてなすこと」
をいいます。
これに加え、メイドカフェでは、お客さんとゲームをしたりする場合もあるかと思います。
ゲームが接待にあたるかについては、解釈運用基準に記載があります。
特定少数の客とともに、遊技、ゲーム、競技などを行う行為は、接待に当たります。
ー風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律等の解釈運用基準 第4よりー
ただし、客一人で又は客同士で、ゲームなど行わせる行為は、直ちに接待にあたるとはいえません。
接待に当たる場合は、風俗営業の1号営業の許可が必要になります。
低照度飲食店と区画席飲食店
こちらも、詳しくはバーの開業☆お店の構造の規制に載せてあります。
簡単な基準のひとつとして、低照度飲食店は営業所の照度が10ルクス以下で営む飲食店です。
明るさの目安 ルクス ろうそく@20㎝ 10~15 ー照度と明るさの目安よりー
区画席飲食店は、他から見通すことが困難で、かつ、その広さが5平方メートル以下である客席を設けて営む飲食店です。
5平方メートルは、だいたい畳3枚分より少し小さいぐらいの広さです。
まとめ
メイドカフェで、風俗営業の許可が必要になってくるのは、主に接客が接待に当たる時だと思います。
一般的には、接待に当たらない接客を行い、メイドカフェを営業していくことになります。
逆に、お客さんとゲームしたりと、接待に当たる接客を行い、他のメイドカフェと差別化を図る方法もあります。
風俗営業の許可は、制限も多いですが、このお店にしかないサービスを売りにすれば、立地が悪いお店でも、広範囲からお客さんを呼び込めることもあります。
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