近年のマンガやアニメなどのオタクカルチャーの盛り上がり、オタク文化から一般の文化として受け入れられてきている流れで、オタクカルチャーに関わる仕事をしたいと思う方が多くなってきているのではないかと思います。
その中で、マンガ喫茶やインターネットカフェを開業したい!と考える方も多いのでは?
このページでは、マンガ喫茶やインターネットカフェを開業する際の許可や届出について解説していきます。
マンガ喫茶とは?
マンガや雑誌を置いてお客さんが自由に読める、また、お店にあるインターネットも使える環境で、カフェとして経営するのが、いわゆるマンガ喫茶やインターネットカフェです。
ですので、簡単にいうと分類としては飲食店ということになります。
必要な許可とは、飲食店営業許可ということになります。
飲食店営業許可
飲食店営業許可を受けるにはそれほど特別な資格が必要なわけではありません。
資格としては、食品衛生責任者の資格です。
これは、数時間で終わる講習を受講するだけで取得できます。
資格の他に注意しておくべきことは、お店の設備や構造です。
基準に満たない場合許可が下りません。
詳しくは、バーや居酒屋開業に必要!-飲食店営業許可ーをご覧ください。
深夜酒類提供飲食店営業の届出
深夜(午前0時から午前6時)の時間帯に、酒類を提供して営む飲食店の場合、深夜酒類提供飲食店営業の届出を提出しなければなりません。
主にバーやスナック、居酒屋などが届出を提出して営業しています。
届出については、バーの開業☆届出についてで紹介しています。
その他に、注意すべき点を以下にまとめます。
深夜酒類提供飲食店営業の届出の注意点
飲食店営業許可の時とは別に構造規制があります。
例えば、客室の内部に見通しを妨げる設備を置いてはならなかったり、照明の明るさが一定以上なければならなかったりします。
参考ページ→バーの開業☆お店の構造の規制
また、営業禁止地域があり、どこでも営業できるわけではないので注意が必要です。
参考ページ→バーの開業☆営業禁止地域
その他、少年の健全な育成に障害を及ぼす行為を防止などを理由とする風営法の目的から、様々な禁止行為が規定されています。
罰則もありますので、深夜の酒類提供をお考えの方は、しっかり確認して、違反しないようにしましょう。
参考ページ→バーの開業☆禁止行為
少しでもお役に立てましたか?
このページから離れる前に、
ページ上と下のシェアボタンをクリックして頂けると嬉しいです!
関連ページ
居酒屋・バーなどの飲食店開業ー社員・アルバイトの労働時間や休憩など
→アルバイトの労働条件について紹介しています。
→とあるマンガ喫茶で残業代の未払いが問題になりました。労働契約書は重要です。
→店内で音楽をBGMとして流す際、その音楽がジャスラックの管理楽曲であった場合、ジャスラックの手続きが必要になってきます。
→開業資金が不足している場合、一般の借り入れの他に、日本政策金融公庫の創業融資を利用するという選択肢があります。
お問い合わせ
お問い合わせは無料です。
ご自身の状況や周りの環境によって、どのような許可や届出が必要なのか、
何を準備すれば良いのか、等わからなくなることがあると思います。
そんな時に、お気軽にお手軽に、お問い合わせください。
お問い合わせは数種類用意しております。
お忙しい方が多いと思いますので、時間に左右されないお問い合わせ方法を
以下にあげましたので、ともだち感覚でお気軽にどうぞ!
①LINE-ラインによるお問い合わせ
LINE-ラインでのお問い合わせ始めました!
より、お手軽にお問い合わせが可能です。
お問い合わせ以外のメッセージはありません。
通知のオフ設定も簡単なので、追加してからの煩わしさはありません。
②メールでのお問い合わせ
メールでのお問い合わせは下記のフォームをご利用ください。
行政書士吉田達也事務所
電話:042-445-2285
ピンバック : マンガ喫茶開業ー風営法との関係 – 居酒屋・バーを始める、その前に。 開業への旗印
ピンバック : マンガ喫茶・ネットカフェ開業ー営業者の義務 – 居酒屋・バーを始める、その前に。 開業への旗印
ピンバック : マンガ喫茶開業ーインターネット端末利用営業の届出 – 居酒屋・バーを始める、その前に。 開業への旗印